舞鶴市議会「ロシアによるウクライナへの侵略を非難する決議」を全会一致で可決。

こんにちは。舞鶴市議会議員の鴨田です。

「ロシアによるウクライナへの侵略を非難する決議」全会一致で可決しました。

以下、我が会派の討論です。

住宅地に攻撃し、一般人にも犠牲者が出ています。さらに原発に向けて武器を発射するという、常軌を逸した行動を繰り返すロシア。事態は緊迫度を増し、周辺諸国にも被害が及びかねない状況になっております。この度のロシアによるウクライナへの侵略行為は国際秩序を大きく乱す蛮行で、言語道断であり、あらゆる言葉を使っても非難しきれない暴挙であります。

国際社会と一致結束をして、ありとあらゆる制裁圧力を高めて、ロシアの行動を即刻変えさせる。そして早期に和平合意に至ることを強く望みます。 

我が国も対岸の火事ではありません。欧州にとどまらず、東アジアにいつ飛び火するかもわかりません。現に日本とロシアは領土問題を有する隣国であります。日ソ中立条約を一方的に破り、対日参戦したソ連は北方領土を不法占拠し、今日に至っております。
 
相手に「悪のレッテルを張れば何をやっても許される。」そういった一方的な解釈で、プーチン大統領は、令和の時代に他国への侵攻に踏み切ったわけであります。これまでと安全保障の環境は大きく変わったという認識のもと、新しい国際秩序の再構築が必要であると考えます。

また、本市はウクライナを含め、ソ連領内の各地へ連行された日本人抑留者を13年間にわたり約66万人を受け入れ、戦争が引き起こした史実・真実、悲惨さを後世に、永久に伝え続ける責務があります。

そのような歴史の上で成り立つ舞鶴で、この度のロシアの蛮行をもっとも強い言葉で非難し、断じて許さないという本市議会の意思を表明したこの決議に賛成し、討論を終わります。