ロシアと密接に関わる舞鶴。ロシアに関連する事業を含め、令和4年度予算を審議。

おはようございます。舞鶴市議会議員の鴨田秋津です。

所管する産業建設委員会では、引揚記念館、姉妹友好都市、舞鶴港の振興など、ロシアと密接に関わる各事業の予算を審議いたしました。

○引揚記念館について
 舞鶴はウクライナを含め、ソ連領内の各地へ連行された日本人抑留者を13年間にわたり約 66万人を受け入れ、戦争が引き起こした史実悲惨さを後世に伝え続ける責務があります。

 そういった中で舞鶴引揚記念館は「グローバルな視点で国際平和を発信する拠点」と位置付けられているわけで、ロシア問題に関連して、より平和の尊さと戦争の悲惨さを世界に発信していかなければならないと私は考えています。

○ナホトカ市との姉妹友好都市について
 舞鶴は昭和36年に日本で初めて日・ソ間で姉妹友好都市を提携しております。
さて、ロシア問題により東京都知事はモスクワとの交流停止を宣言され、大阪市長もサンクトペテルブルク市の知事宛てに書簡を送り、一刻も早いロシア軍の撤退を求めています。

外交は国の専売特許ではあるものの、私は舞鶴として毅然とした態度を取るべきとの立場です。姉妹友好関係を一旦停止するべきと考えます。またこれまでの交流を一度精査するべきと思います。

参考にロシアと姉妹友好都市を提携している日本の自治体一覧です。

http://www.clair.or.jp/j/exchange/shimai/countries/detail/49

○貿易について
 サンクトペテルブルク、ノボロシスクなどロシアの物流を担う主な港湾は、欧州の制裁等で遮断されており、事実上ロシアへの唯一の回路となっているのが極東のウラジオストク港。

 舞鶴港は日韓路を結ぶフェリーが運航していますが、ロシアの港はウラジオストク港です。今後の情勢次第では舞鶴港の役割が停滞ではなく、逆に大きいものとなる可能性も考えられます。
 

そのようなことを含めて、令和4年度予算に対して様々な視点から質疑しております。

長い長い動画ですが、ご覧下さい。
予算決算委員会産業建設分科会・産業建設委員会-1 youtu.be/iOe0-wnj9Gs 

予算決算委員会産業建設分科会・産業建設委員会-2 youtu.be/M0PCgxwplsU