こんにちは、舞鶴市議会議員の鴨田です。
食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄される食品のことです。
日本では、年間2,759万トン(※)の食品廃棄物等が出されています。
このうち、まだ食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」は643万トン(※)。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量(平成29年で年間約380万トン)の1.7倍に相当します。
※農林水産省及び環境省「平成28年度推計」より
出させたものはすべて食べるのは当たり前。
私は柔道をしていましたから残すことは許されない、むしろ倍食べて身体を大きくしなさいという
教育を受けてきましたので意識することはなかったのですが、社会人になり、大きな規模の
新年会や宴会等々、食べ残しが醜い現状をよく目の当たりにします。
本当はゆっくり食べたいけど、上司や先輩にビールを注ぎに回っていたら、知らぬ間にお開きの時間が近づいていた。
よくある話です。
そこで、「30・10(さんまる・いちまる)運動」を紹介します。
「30・10運動」とは、宴会時に「乾杯後の30分間」と「お開きの前10分間」は自席で料理を楽しむ運動です。
環境省のホームページで、宴会時に卓上に置いて啓発できるPOPを無料で配布していますので、ぜひご活用ください。
↓忘年会用や新年会用など、様々な用途別に用意されていて便利です。使用許可の申請など不必要です。
<【環境省】3010運動普及啓発用三角柱POP ダウンロードページ>(別ウインドウで開く)
所属する舞鶴青年会議所の新年祝賀会で実施しました。
初の試みでしたが、まずますの成果だったと思います。まずは出来ることから初めてみませんか。
食品ロスについてもっと詳しく知りたい方は、以下のホームページをご活用ください。舞鶴市HPより抜粋
〇環境省ホームページ(食品リサイクル関連)(別ウインドウで開く)
食品リサイクルに関する法令や食品廃棄物の発生抑制に向けた国の取り組みなどを掲載。
〇農林水産省ホームページ(食品ロス・食品リサイクル関連)(別ウインドウで開く)
食品ロス削減国民運動(NO-FOODLOSS PROJECT)に関する情報のほか、事業者や外食産業における
食品ロス削減に向けた国の取り組みなどを掲載。
〇消費者庁「食べ物のムダをなくそうプロジェクト」(別ウインドウで開く)
食品ロス削減推進法に関する情報や、地方公共団体や事業者の食品ロスに取り組みのほか、
食品ロス削減レシピをとりまとめた「消費者庁の公式キッチン(クックパッド)」へのリンクなどを掲載。
〇環境省食品ロスポータルサイト ~食べ物を捨てない社会へ~(別ウインドウで開く)
食品ロス削減のための、消費者向け、自治体向け、事業者向けの情報を掲載。
食生活に関するコンテンツ内にて、京都府の食品ロスに関する取り組みを掲載。