こんばんは。
舞鶴市議会議員の鴨田秋津です。
本日(令和5年1月6日(金))の京都新聞朝刊で
市議会議長、3年前に児童ポルノで罰金刑 私的問題と公表せず 京都・舞鶴 という報道がされました。
この件について、本日新聞で報道される以前の昨年12月に雑誌の号外記事が出回っておりました。
記事の内容が正しいかどうかは別として、私自身、多くの市民の皆様からの問い合わせやマスコミ各社から議会の対応を問う取材をいただいておりました。そのことから、議長に対し、マスコミも傍聴可能な「公開の場」で事実を明らかにしていただくよう、市民クラブ舞鶴議員団・共産党議員団・無会派議員一同で強く申し入れを行いました。
しかしながら、その申し入れを受けて開かれたのは各会派の幹事長のみを対象とした幹事長会という非公開の場でした。この会は、会議内容を他言できないルールが存在しています。
そんな幹事長会の場で、我々の申し入れについて鯛議長から言及がありましたが、あくまでも他言できないルールのある場での発言なので、その内容について市民の皆様に対して、私の口から説明ができませんでした。
ですから私は改めて「早々に公開の場で説明すべき」と一貫して主張してきました。しかしながら明確な返事のないまま、12月27日に舞鶴市議会12月定例会が閉会。
そして本日、京都新聞の記事が出たことを受けて、緊急会議が招集。議長は京都新聞の記事内容を全面的に認めました。
市議会の長の立場でありながら、著しく市及び市議会の名を汚したこと。また我々議員に対しても、裏切る行為であったこと。これらは信用失墜行為です。
それらを重く受け止めて、鯛議長は議員辞職届を提出され、本日受理されました。
このようなことは舞鶴市の憲政史上初めてのことです。
市民の皆様からは、なぜ市議会は何も対応しないのかとご指摘も一部いただいておりましたが、号外記事に掲載された内容が事実かどうかの裏付けが取れない段階で我々議員が発言することは無責任であると判断しておりました。本日、ご本人が略式起訴についての事実は認めましたので、ここに一連の経過をご報告いたします。